腰部脊柱管狭窄症(腰椎椎弓切除術)SPINAL CANAL STENOSIS
“腰部脊柱管狭窄症”とは?
腰部脊柱管狭窄症で通院されている方も大変多くいらっしゃいます。 薬の服用や、注射、リハビリ等の保存治療を行い、それでも継続した痛みが改善されない場合、手術も検討します。当院では膝の手術の次に腰の手術件数が多く、多くの患者様が手術とその後のリハビリを当院で行っています。
-
正常な脊柱管
-
脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症の主な症状
症状❶
間欠跛行 休み休みでしか歩けない
一度に長距離を歩くと足のしびれ、痛み、脱力が起こる
症状❷
後屈すると下肢への放散痛がある
症状❸
足の感覚障害 ジンジン感 痛み 脱力
症状❹
頻尿や便秘
当院の腰部脊柱管狭窄症治療について
保存的治療
❶薬の治療
- 間欠跛行リマプロストアルファデクス(血流改善)1日3回
- 筋肉のこわばりクロルフェネシン(筋肉をやわらげる)
- 感覚障害メコバラミン(ビタミン)
- 腰痛・下肢痛各種鎮静剤
❷電気治療で温める・引っ張る・マッサージ
❸コルセットで固定
❹筋力をつける
❺ブロック注射(2週間に1回)
手術治療
保存的治療の効果がなく、痛みが強く、100mも歩けない人・麻痺がある人
どういう手術?
狭くなった脊柱管を
拡げる手術です。
- 全身麻酔をかけ、椎弓という骨を除去して脊柱管を拡げる手術
- 手術後は、約2週間で退院できます